地域密着型特別養護老人ホーム・短期入所生活介護「第二幸楽荘」
施設長ブログ 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書き綴ります。

■お・も・て・な・し
2013/9/9
 2020年のオリンピック開催地が東京に決まった。投票直前の最終プレゼンテーションの内容が話題になっているが、ひときわ注目されている言葉が滝川クリステル氏がジェスチャーを交えて発した「お・も・て・な・し」である。この言葉を聞いて正直、「しまった。やられた!」と思った。というのも、幸楽荘と第二幸楽荘では本年度より、この「お・も・て・な・し」を施設の基本理念として掲げ、施設のさまざまな場所に喚起ポスターを掲示するとともに、職員研修でも繰り返し発してきた言葉だからである。
 早くも今年の流行語大賞の最有力候補では?とも言われているが、半年前から内外にアピールしている我々からしてみると、ちょっと複雑な感がした。まあ、先見の明があったということで納得したが。

■ゴルフ部発足!?
2013/7/10
 ストレス解消か、それともリレーマラソン(2013/4/14のトピックス参照)で己の体力の無さを痛感したのか、突如3人の職員(総務部長・在宅部長・ケアマネージャー)がゴルフを始めることを宣言しました。早速勤務終了後、近くのゴルフショップで3人お揃いのクラブを購入。みんな同じクラブですので「道具が悪いから...」とは言えません。後は本人の腕次第。練習の模様は追ってスタッフブログでも報告させて頂きます。(メンバー随時募集! 腕前不問! 法人内でコンペができたら楽しいだろうなと思っています。)

■さり気ない心遣い
2013/3/22
 PM2.5か、はたまた黄砂の影響か持病の咳ぜんそくを発症した。睡眠時以外はほぼ一日中、断続的に咳が続く中で、相互派遣研修(2013/3/18のブログ参照)の報告会に出席した時のこと。ひと通りの報告を終え、ブレイクタイム中にお茶を頂戴したが、私の前だけにお茶と一緒に冷たいお水が添えられた。「咳をなさっていたので...」とのこと。さりげない心遣いに感動を覚えた。

■相互派遣研修
2013/3/18
 2010/7/19のブログでも述べたが、研修で仲良くなった施設同士、「この関係を研修終了とともに終わらせることなく、今後も継続して交流を深めていこう。」ということで、その後、年2回のペースで介護職員の相互派遣研修を実施している。4日間の研修を終え、今日その報告会が行われたが、研修生の為だけでなく、受入れ側施設にとっても新たな気づきを与えて頂ける有意義な研修である。(管理者同士の“ゴルフ”や“飲み会”での交流も継続中。)

■尾張名古屋は人で持つ
2013/2/28
 かの武田信玄の戦略や思想を言い表した「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」という有名な言葉がある。信頼関係の築かれた人の集まりは、強固な城に匹敵するという意味だが、国は違えど名古屋城のすぐそば、愛知県体育館を全体会々場として、昨日・今日と2,700名を超す参加者による「全国老人福祉施設研究会議(愛知・名古屋会議)」が開催された。微力ながら実行委員として携わらせて頂いたが、数ヶ月に渡る準備期間を通して、まさに「人は城...」ということを感じた。実行委員のリーダーさんが「この大会を成功させて、みんなで肩組んで“サライ”を歌うのが私の夢です。」と言ってみえたが、みんなで心と力を合わせて1つの大きな仕事をやり終えた後の達成感と一体感、心地よい疲労感を感じることができたことを有り難く思った。

■「お互い様」と「おかげさま」
2012/12/15
 2009/12/20のブログで “ニヤリ・グッドレポート” なるアイテムがあることを紹介した。そのブロクでも記した「僕は褒められて伸びる子」が先日こんなレポートを提出してきた。
 『先月、体調不良のため急遽夜勤を休んでしまい、○○さんに夜勤をして頂き本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。○○さんは僕を叱責することもなく、あたりまえのような「お互い様だから...」という言葉に僕はとても救われましたし、その後の勤務に対するモチベーションも下がることなく働けたことに感謝しています。僕も「お互い様」の精神を見習いたいと思いました。』
 と同時に先日、ある会議の席上で、名古屋市老施協の会長さんが、『各施設に台風の被害状況の報告を求めたところ、ある施設から「おかげさまで、被害もなく...」という返信があったが、その「おかげさまで」という心遣いが嬉しかった。』と言ってみえたのを思い出した。
 綾小路きみまろのネタの中にも、「俺、俺...のが(我)を捨てて、おかげ、おかげ...のかげ(陰)となる。」といった一節があったように記憶しているが、表に現れたり、アピールすることなく陰で手助けしてくれている誰かのおかげ(御陰)があることに感謝したいと思う。 

■いろいろとサボってました
2012/8/17
 半年近くブログの更新をサボってました。結構、気に留めて下さっている方もいらっしゃるようで、「最近、更新されてないですネ〜」という声も頂戴していました。同様に玄関前車寄せの除草もサボっていたら、石畳とアスファルトの僅かな隙間からユリが見事な花を咲かせていました。

■自信をもってお帰り頂ければ...
2012/2/27
 先日、地域密着型特養の開設を目前に控えたある特養さんから電話にて見学研修の依頼を頂戴した。聞き慣れない施設名だなと思ったらそれもそのはず、広島県の施設さんであった。施設長さん、生活相談員さん、看護師さんの3名でおみえになったが、職員旅行のついでに...とかではなく、見学研修の為だけに来名されたという。数多い特養の中から当荘を選んで頂いた御縁に感謝すると同時に、果たしてお役に立てるのかという不安も。当荘の前にもう1施設見学されたとのことだったが、その施設はユニットリーダー研修施設でもあるこの世界では有名な施設。一方当荘は...。しかし最高の施設を目の当たりにすることによって失いかけられていた自信も当施設を見て復活されたのでは? 

■さぞやご利益が
2012/1/11
 毎年伊勢神宮にお参りしているが、たまたま今日お参りしたところ、ただならぬ警備の数。何事か?と思っていると写真のような神官の大行列が。1年に1度神々が天照大御神・豊受大御神とともに食事をともにされる御饌(みけ)の神事とのこと。多くの神々が集まった中での初詣となり、さぞやご利益があることだろう。

■願い事
2011/7/6
 「赤ずきん」や「長靴をはいた猫」の著者でもあるシャルル・ペローの物語のひとつに「愚かな願い事」というものがある。
 ひょんなことから神様に「3つの願いを叶えてやる」と言われた木こりが、金持ちにでも王様にでもなれるからと慎重に願い事を考える事にしたが、機嫌良く酒をのみつつ「こんな時にはソーセージでもあれば...」と呟いたがために長いソーセージが出てきた。1つめの願い事をこんなことに使ってしまって女房からさんざん罵られた木こりが「うるさいっ、お前の鼻にこのソーセージがくっつけばいいんだ」と言うと2つめの願い事が叶う。結局3つめの願い事は鼻からソーセージを取ることだったという物語であるが、もっと愚かでひねくれ者の私は、「私なら願い事は1つで十分。『今後、私の願いが全て叶いますように』」と思ってしまう。
 折しも明日は七夕。施設内の七夕飾りにも多くの願い事が書かれてある。「宝くじが当たりますように」、「恋人ができますように」、「美味しいものが沢山食べれますように」といったストレートな願いもあるが、ふと目にとまった1枚の短冊にはこう書かれてあった。「幸せと感じる時が長く続きますように」。究極の願いかもしれない。少しでも長く幸せと感じて頂けるよう頑張ります。
 

■何かを感じ取ってくれれば...
2011/7/3
 幸楽荘の職員が若松親方(元朝乃若)と幼馴染であったことから、平成15年より高砂部屋と交流をさせて頂いている。
 時代の流れやしごきによる死亡事件などの影響からか、稽古場の雰囲気も随分と様変わりしてきたらしいが、それでも我々の目から見ると汗と土にまみれ、激しい息遣いしか聞こえない独特な稽古場の雰囲気は非常に厳格な世界に映る。
 その厳しい世界を見る事により何かを感じ取ってくれればと、今朝二男を連れて稽古を見学させて頂いた。約2時間、一言も口を開かずじっと稽古に見入っていたが、「どうだ?」と問うと、「相撲取りにはならないよ」と一蹴された。どうやら彼は肥満傾向にある体型を自覚してか、『相撲部屋に入れられたらどうしよう』と思っていたらしい。そのくせ、見学後に御馳走になったちゃんこはちゃっかりとおかわりしていた。感じ取ったのはちゃんこの美味しさだったようだ。

■東北地方太平洋沖地震 お見舞い
2011/3/15
 去る3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源に国内観測史上最大規模の地震が発生し、津波・火災などにより広範囲で甚大な被害が及んでいることは連日連夜の報道で周知のとおりです。
 東海地方は震度3と発表されましたが、当施設においては随分と長い揺れで入居者はじめ職員もかなりの動揺と不安を感じたものの、人的・設備・建物等被害は全くなかったことをご報告致します。
 被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、災害の状況が詳細になるにつれ、多くの介護施設における被害の状況も明らかになってきています。職員からも自然発生的に「何か協力できることはないだろうか?」との声も上がっていることから、介護福祉施設に携わる者として、我々の思いを出来るだけ被災された施設や要介護者に反映していただけるよう、微力ながら関係団体を通じ、義援金の協力をさせて頂きたいと思います。

■ベッドの上で感じたこと
2011/1/21
 先日、生まれて初めてのバルンカテーテル&入院&手術を経験した。 病名は尿路結石。 結石の存在は以前から分かっていたが、自然排出を期待して薬と積極的な水分補給にて様子をみていた。 ところが去る11日の朝、見事なまでの真っ赤な血尿が出たかと思うとピタッと尿が出なくなってしまった。 いよいよ石とご対面だなと期待するも時間の経過とともにどんどん苦しくなるばかり。 仕事を終え救急外来に受診すると石が尿道に詰まって栓をしているとのこと。 直ぐに尿道口から内視鏡にて結石の摘出を試みて頂いたが石が大きく(12ミリ×8ミリ)摘出困難とのことで一旦結石を膀胱内に押し戻しカテーテルを挿入、取り敢えず排尿苦からは解放された。
 一夜明けて12日、昼前に入院すると午後から手術(尿道口から膀胱内に内視鏡を入れ、結石を砕き摘出する手術)、13日の朝にはカテーテルと点滴も外され、14日には退院という医療の進歩に驚くこともさることながら、わずか2泊3日ではあったものの、ベッド上でただひたすら臥床していると様々な気づきがあった。
 病室は4人部屋であったが、病院という医療の場ではあってもベッド上から見えるもの(しつらえ)は従来型特養と全く同じである。 自分と他者とを遮るものはカーテン1枚。 家族や面会者との会話、医師や看護師との会話だけでなく、歯磨きや髭そりなどの整容の音や排泄の音、静寂時にはちょっとした咳払いや新聞紙をめくる音ですら耳障りに感じることがあった。 またスタッフブログでリーダーが述べているように、スタッフの患者に対する声掛けは、声を掛けられた患者のみならず、同室者(その場にいる者)全てに作用していることを感じた。 同室者の中には頻繁に介護を要する高齢者もみえたが、何度同じ失敗をしても対応時の看護師の言動は皆常に一定で優しく、看護師だけでなく病院全体に対しても好印象が持てた。
 これまで立場上、「入居者や家族の立場に立って...」と事あるごとに言ってきたが、全然理解が足りなかったと反省するとともに、個人の尊厳、個室ユニットの意義というものを考えさせられた貴重な経験だった。

■パワーを頂きました
2010/8/23
 まだまだ数の少ない地域密着型特養ということで、他法人から問い合わせや見学研修の依頼を頂戴することも少なくないのだが、今日は来春に地域密着型特養の開設を控えてみえる豊橋市の社会福祉法人王寿會の皆様の見学研修を対応させて頂いた。事前に文書にて頂戴した質問事項は実に40を超え、職員さんの夢と希望とやる気がひしひしと伝わってくると同時に忘れかけてきた初心を思い出させて頂いた。
 

■全国大会を終えて
2010/7/19
 7月17・18日の両日、豊橋市において全国新型特養推進協議会主催の第4回全国研修大会in東海2010が開催された。大会そのものは2日間であるが、そのための準備は昨年の8月から始まっていた。地元開催ということで、縁あって当施設も実行委員施設として参加させて頂いたが、旅行会社などエージェントを使用しない正に施設職員手作りの多施設協働の大会であった。事務局施設から送られてくるメールやファクスに表示される時刻が、本番が近付くに伴い深夜へと移行していったが、さぞや大変な業務だったに違いない。
 大会2日間のみでも得るものは多いのだが、この約1年に渡る準備期間中に実に多くの収穫があった。頻繁に行われた実行委員会には施設長のみならず、生活相談員や現場の看護・介護職員が一堂に会し、同じ目的に向かって様々な意見を出し合う。会議の場所(施設)もその都度変え、会議後は施設内見学を行うことにより多くの発見や気付きが得られた。施設間交流・横のつながりが図られ、「この関係を大会終了とともに終わらせることなく、今後も継続して交流を深めていこう。」と締めくくった。(施設長・事務長連中は早速 “ゴルフ” での交流を約束しました。)

■お役御免
2010/6/23
 昨日、今日の2日間、愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山の6県から1,500名を超す参加者の下、名古屋市内において “東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会” が開催された。 地元開催であること、分科会の1つにユニットケア分科会が設けられたことなどから、全職員の協力により5名参加することができた。
 皆でユニットケア分科会に参加し、他施設の実践発表をもとに「あ〜でもない、こ〜でもない」と議論することを楽しみにしていたのだが、どこでどう間違ったのか違う分科会の司会者になってしまったから大変。 大会事務局から事前に送られて来た実践発表者の原稿全てに目を通し、発表者・助言者の施設名・名前にはルビを付し、聴衆が少なかったらどうしよう、質問者がいなかったらどうしよう、禁酒は何日前から? と不安多き数日間を過ごした。 幸いに会場は立ち見も出るほどの盛況。手伝ってくれたスタッフはかつての職場の後輩。 質問で手を挙げてくれた者もかつての職場の後輩(決してサクラではない。)で、心強く感じられた中での貴重な経験をさせて頂けた大会だった。
 ちなみにユニットケア分科会も大盛況だったようで、参加した職員も多くのものを感じ取って帰って来てくれた。

■こじつけ?
2010/3/27
 公益財団法人 日本生産性本部の「職業のあり方研究会」が毎年、新卒入社者の特徴を検討し、そのタイプを命名しているが、本年度のタイプは「ETC型」とのこと。 「性急に関係を築こうとすると直前まで心の“バー”が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。 IT活用には長けているが人との直接的な対話がなくなるのが心配。 理解していけばスマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。 “ゆとり”ある心を持って上手に接したいもの。」らしいが、この説明は我々介護に携わる者への喚起にも思えた。
 「まだ心の“バー”が開かれていない要介護者に対し、性急かつ必要以上に近づこうとすると反って拒絶反応を起こさせてしまう。 人と人との直接的なコミュニケーションを第一とする介護の現場においては業務の効率性ばかりを重視することなく、要介護者のできること、したいことを理解することによって、その人に相応しい介護の仕方が見えてくるだろう。 “ゆとり”ある心をもって上手に接したい。」 と置き換えるのはこじつけだろうか。
 因みに私が卒業時に命名されたタイプは、過保護で栄養分は高いが、魚らしくピチピチしていない「養殖ハマチ型」であった。 栄養分が高そうなのは今も変わっていない。

■ギブ アンド ギブ アンド ギブ
2010/2/5
 当施設の地域交流スペースにおいて『多職種協働』をテーマに、看護師・助産師・看護学校教官・特養施設長・特養入居者家族の経験のある松元里美氏(現トライデントスポーツ医療看護専門学校看護学科開設準備室長)を招き幸楽荘主催の内部研修会が開かれた。夜分にも関わらず40名を超す参加で、良い施設にしたいという職員の思いが伝わってきた。
 厚労省が5年おきに実施している「労働者健康状況調査」の最新(2007年)の結果によると、「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」労働者の割合は58.0%、その原因の第1位が「職場の人間関係」であるという。
 ここ最近、介護の世界でも頻繁に『多職種協働』という言葉を耳にするようになったが、効率的な運営を図ろうとすると分業制、担当制となる。分業制、担当制となると、「それは○○さんの仕事でしょ」、「これは私の担当じゃない」という言葉が発せられるようになり職種間に壁ができる。壁ができて円滑な業務に支障を来すから多職種協働の重要性が叫ばれる訳である。
 しかしながら、この多職種協働の意味を履き違えてるのではないかと感じる事がある。「多職種協働なんだから理解、協力してよ」というテイクはあっても、「理解、協力しよう」というギブがなかなか見えないのである。ある本に『ギブ アンド テイクは当たり前。人間関係の基本はギブ アンド ギブ』と書かれてあった。またある本には『キブ アンド キブ、アンド ギブでいこう』とあった。

■ALWAYS一丁目の中庭
2010/1/24
 “昔話に花が咲く”という慣用句がある。確かに昔懐かしい話しをしている時は、時の経つのも忘れ様々な記憶が蘇ってくる。10年ひと昔というくらいだから10年以上前を“昔”と定義するならば40歳代半ばの私にとって昔は30数年、80歳だと実に70年に渡る昔があり、昔話の花も満開といったところだろうか。
 認知症ケアの手法のひとつに“回想法”というものがある。歴史、道具、映画や音楽などをネタに眠っている記憶を呼び覚まし、過去の懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話すことで自分の存在の意味、人生の歴史を見つめ直し、改めて自尊心が持てるようになる、とも言われている。
 隣接する幸楽荘においても、この回想法に取り組むべく、昭和レトロな空間にタイムスリップして頂こうと中庭に裸電球の外灯付き木製の電信柱や赤い丸ポストなどを設え、ALWAYS三丁目の夕日ならぬ一丁目の中庭に向けて昔懐かしい物品の収集を行ってる。
 ご家庭で眠っている昔懐かしい品物を提供頂ける方、ご一報頂ければ幸甚です。

■注意するどころか...
2010/1/16
 当施設の地域交流スペースを使用して行っている幸楽荘ホームヘルパー2級養成講座であるが、今期は去る1月9日に開講、下は17歳から上は66歳までと今回も幅広い年齢層の方々に受講頂いている。
 カリキュラムも一定の順序があって前半は講義中心、中盤は演習が加わり最後に施設実習を経て資格取得となる。身体を動かす演習や実習はさておき、前半の座学の最大の敵は睡魔であるようで、毎回開講時のオリエンテーション時には「居眠り厳禁!、厳しく注意しますよ。」と多少キツメに喚起している。その言葉がまだ鮮明に頭にあったのであろう、最高齢66歳の受講生さんが帰り際に「申し訳ありません。つい居眠りしてしまいました。」と謝りに来られた。「誰かに注意されましたか?」と聞くと「注意はされていませんが申し訳なくて...」とのこと。本来は厳しく注意すべきであろうが、自らを厳しく律しようとする姿勢と66歳という年齢にも関わらず更にスキルアップを目指しているその姿に注意するどころか思わずほほ笑んでしまったニヤリ・グッドな出来事だった。


少しPRを・・・お陰さまで本講座も回を重ねる毎に受講生が増えています。例えその仕事に就かなくても介護は
        実生活の上でも役に立ちます。次回は4月開講。老若男女、交流を深めながら一緒に楽しく学び
        ませんか?



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